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川辺の紅葉
執筆者の写真Noboru Akamatsu

占筮道具の算木を作ってみました。

更新日:1月25日

算木の材料は、今回ホームセンターで販売している檜の角材を使いました。

寸法は90㎜×15㎜×15㎜のものを作りました。以下作成順序を記載します。

 ①角材を電動ノコギリで90㎜にカットします。

 ②バリ取りをして、サンドペーパーで軽く磨きます。

  磨きすぎると木が柔らかく木目があるので凹凸ができてしまいますので注意です。

 ③次に塗装が木に吸着しやすいようにプライマーを吹き付けておきます。

 ④プライマーをよく乾燥させてから陰爻の帯を作る為、真中に15㎜幅の空白を残して

  周辺にマスキングテープでマスキングを行います。

 ⑤マスキングが終わったら赤のペイントスプレーで吹き付けます。

 ⑥乾燥させてから、マスキングテープを外して充分に乾燥させます。

 ⑦今回レーザーカッターで八卦を刻んでいます。

 ⑧レーザー彫刻後はワックスを塗って、乾燥させれば完成です。

尚、算木標準寸法の割合は柳下尚範著の『易入門~正しい易占の要領~』p.106を参考にしました。

材料費は千円ぐらいで作れますが、レーザー彫刻機と時間が必要です。ものづくりが好きな方はチャレンジしてみてください。

市販の算木は黒檀やチェリー材で作られています。

参考ですが、黒檀(15㎜×15㎜×90㎜)で連続したニ面中央部分に浅い彫りこみを入れて朱色が塗られ、且つ八卦が刻まれている物で約18,000円します。






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