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川辺の紅葉
  • 執筆者の写真Noboru Akamatsu

『栗山ノート』を読んで思ったこと。

4年前に書いた記事です。皆さんに読んでいただきたいと思いこのサイトに掲載致します。

 図書館ネットワークで『易経』の新刊本を検索していると『栗山ノート』の本がヒットしました。誰が書いた本なのか見てみると、日ハムの栗山監督が書かれた本でした。早速、予約を入れて1週間後に入手して読みました。栗山監督は小学校の時から試合を振り返ってノートを書き綴っておられるそうです。今は、中国古典の四書五経や日本の古典、そして、良寛さん、森信三先生、松下幸之助さんなどの残された言葉などを試合の後、反省と内省を込めて書き綴っておられます。目次も中々感動の章になっています。

序章 ノートの言葉たちが勇気と希望をくれる

第一章 泰然と、第二章 逆境に、

第三章 ためらわず、

第四章 信じ抜く、

第五章 ともに

目次や選り抜かれた言葉は含蓄があり、輝いています。

栗山監督も東洋の古典を学ばれ、人生と闘っておられるの

を知って感動しました。ノートをつけながら、四書五経な

ど、先人の教えから自分の実践を反省と内省をされています。

『易経』の乾為天の三爻「君子(くんし)終日乾乾(しゅうじつけんけん)。夕べまで愓若(てきじゃく)たれば厲(あや)うけれど咎(とが)なし」(一日中、怠りなく積極果敢に努力し、夕べは反省と内省する。そうすれば咎はなし)を実践されているように思います。そして、時間が経って今年はWBCで活躍されました。その活躍は五爻の飛龍の様に感じます。栗山監督はノートをつけながら、義理易(哲学・道徳)を実践されていると私は思っています。



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