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川辺の紅葉
  • 執筆者の写真Noboru Akamatsu

『易経』(周易)の占筮と陰陽(SF表現)で展開する米国映画

更新日:1月25日


 占筮が出てくる珍しいアメリカドラマがあります。 アマゾンプライムでアメリカドラマ「高い城の男」が放映されています。 珍しいのは『易経』(周易)の占筮を指針として行動するシーンが出てきます。第二次世界大戦で日本とドイツが勝利し、両国がアメリカを占領統治した世界が描かれています。ヒューゴ賞を受賞したフィリップ・K・ディックの歴史改変SF小説を映画化したものです。作者は『易経』をよく学んでおり、占筮を行いながらこの小説を書いたと言われています。1965年、早川書房が日本で刊行しました。巻末の「訳者あとがき」に訳者が数ページ、一部作品中の易占いの卦の説明と『易経』本の紹介をしています(p.429の風雷益の記号䷩が山雷頤䷚になっています。間違いです)。

 2016年11月にアメリカで放送したものをアマゾンプライムで放映しています。 ドラマは29番目の卦「坎為水」から始まります。 統治している田上大臣が占筮する場面はユニークです。 孫子兵法大伝にも1シーン『易経』が描かれていますが、占筮で得た卦で思考し行動するアメリカドラマは珍しいです。シーズン4まであります。

◆早川書房から出版されているSF小説『高い城の男』を映画化

日本帝国とナチス、及びアメリカのレジスタンスが写っているフィルムの争奪戦からスタートします。戦後すぐに、コンコルド旅客機やモノレールが走っている風景はユニークであり、お金をかけているドラマです。陰陽の世界(パラレルワールド)をSF的に描いているのが面白いです。田上大臣の占筮、行動に焦点を当てて観て貰えば面白いと思います。もちろん、ドラマも歴史改変SFとして観ても面白い映画です。

『高い城の男』の予告編です。アマゾンオリジナル作品です。

         書籍『高い城の男』フィリップ・K・ディック 著

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